概要

代表 太田 健一郎
(横浜国立大学名誉教授、横浜国立大学大学院工学研究院グリーン水素研究センター センター長)

2010年7月に燃料電池開発情報センターの代表に就任いたしました。何卒前任の片岡様同様一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い致します。

                                                                  常任理事 羽藤 一仁

 

 

 

顧問 片岡 宏文
(元東京ガス副社長)
顧問 本間 琢也
(筑波大学名誉教授)

事務局・連絡・地図

住所 〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-19
お茶の水ビジネスビル 1F
電話番号 03-6206-0231
FAX番号 03-6206-0232
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沿革・経緯

一般社団法人燃料電池開発情報センターは、燃料電池の技術開発および燃料電池システムの導入・普及促進を目的とするサービス機関として、1986年7月に設立された学術団体です。
以下、設立に至る経緯並びに非営利型の一般社団法人発足までのトピックスを記します。

1985年 通産省工業技術院燃料電池担当研究開発官らにより燃料電池開発・普及に向けた組織作りが進められた。
「燃料電池の発展を期待して」(1986年2月、344頁)を報告
1986年7月 電力会社、新エネルギー総合開発機構(当時)、電機メーカー等の協力の下に「燃料電池開発情報センター」(FCDIC)が以下の体制で発足
代表:三井 恒夫(東京電力(株) 常務取締役)、
副代表:酒井 博 (日本ガス協会常務理事)、杉本 健 (NEDO理事)
会員数 78機関、暫定的に工業技術院内に事務局を設置
1MW PAFCプラントの開発を進めていた東芝・日立・三菱・富士持回りで幹事を担当、研究会4回開催
1986年 事務局を(財)エネルギー総合工学研究所内(港区西新橋)(現、(一財)エネルギー総合工学研究所)に移転
1987年6月 年報「日本における燃料電池の開発」(“Fuel Cell RD & D in Japan”)(邦文/英文)を創刊、現在に至る
1988年10月 ニュースレター(A4 12ページ程度、年4回発行)を創刊、2001年まで継続。以後、機関誌に発展
1990年 第12回Fuel Cell SeminarよりOrganizing Committeeの委員派遣始まる、現在に至る
1993年9月 専任事務局を設置(千代田区神田小川町に移転、独立した事務局となる)
1994年 FCDICのロゴマーク採用
(真壁輝男氏(当時東京発電(株)、(公社)日本水彩画会元理事長・現顧問)の原案をベースに専門デザイナーに委託)
1994年6月 第1回「燃料電池シンポジウム」を学士会館(千代田区神田錦町)にて開催(委員長:太田健一郎氏)
1995年 1st IFCC(国際燃料電池会議、NEDO主催、MITI後援、2月3日~6日、東京)の事務局業務受託
1996年 会員数140機関、受託事業開始、2nd IFCC(NEDO主催、MITI後援、2月5日~8日、神戸)の事務局業務受託
「The Latest News」創刊、現在に至る 、英語版は2001年よりウェブサイトに掲載
1997年7月 学術会員制度導入
1998年5月 ウェブサイト開設(筑波大サーバー借用 )
1999年11月 3rd IFCC(NEDO共催、11月30日~12月3日、名古屋)を開催
2001年7月 機関誌「燃料電池」(The Journal of Fuel Cell Technology)を季刊誌として創刊、現在に至る)
2002年12月 第1回寺子屋式講習会(初心者向け燃料電池講習会)を開催、現在に至る
2010年8月 事務局を現在の千代田区神田淡路町に移転
2011年10月 第4回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー((一社)触媒学会 燃料電池関連触媒、FC懇談会共催)の共催を開始
2012年5月 第19回シンポジウムで、一般向けに燃料電池組立・体験コーナー(FC懇談会)が実施される
(次年度以降FCDICと共催で実施)
2013年2月 第1回国際交流会をFC懇談会共催で開催、恒例行事とする
2013年4月 FCVフォーラム(第18回セミナー・講習会)を(地独)東京都立産業技術研究センター共催、NEDO後援で開催
2013年5月 第20回燃料電池シンポジウム記念大会。水素・再生可能エネルギーもテーマに加えて開催
2014年8月 少人数・意見交換重視のミニ勉強会を開始
2014年8月6日 非営利型の一般社団法人として登記(一般社団法人燃料電池開発情報センター設立)
2014年9月1日 一般社団法人燃料電池開発情報センター発足
2016年11月 一般社団法人 燃料電池開発情報センター顕彰規約制定

最終更新日:2020年06月04日

会員・構成

当センターは、燃料電池に関わる国内の企業・法人を中心とする正会員、地方自治体等の団体を中心とする公共会員、大学・公的研究機関等の教職員を中心とする学術会員、海外会員、特別会員(独立行政法人、関係各省庁)から構成されています。

定款会則H26年度総会資料H27年度総会資料H28年度総会資料H29年度総会資料H30年度総会資料, R01年度総会資料R02年度総会資料

それぞれクリックしてください。

情報サービス活動

当センターは会員向けの情報サービスとして、アップデートな情報を掲載した機関誌「燃料電池」(季刊)の発行、会員各機関の当該年度の活動状況を盛り込んだ「日本における燃料電池の開発」(会員限定配布:巻末に会員の窓口連絡先、年間外部発表タイトルを掲載)の発行、燃料電池シンポジウムの開催、研究会の開催(会員限定の講演会および見学会)、講習会の開催、海外技術動向調査などの活動を行っています。

FCDICのロゴについて(1994年制定)

中央の白い◇と上下の頂点から出ているそれぞれ2本の白い線の組み合わせは積層セルをイメージしています。また、白い線を外に向かって間隔を拡げてあるのは発展・広がりを、両側の赤と青は燃料と空気をイメージさせます。