出版資料

一般社団法人 燃料電池開発情報センター主要刊行物一覧
FCDICでは、機関誌 ”燃料電池”(4回/年発行:ページの最後参照)の他に、主に下記の出版物を発行しています。お問い合わせは、Tel 03-6206-0231/Faxは同局0232 まで。

資料名 資料の概要 発行年月
規格、頁数
年報
日本における燃料電池の開発 2020 目次
国内の燃料電池に関する研究開発の動向を概観するとともに、固体高分子形、固体酸化物形などの各種燃料電池技術およびその周辺技術、要素技術、応用技術などについて、FCDIC会員の研究活動、普及活動状況を紹介した年報です。資料編には国際標準化動向、、燃料電池用語和英対応などが掲載されています。A4版、212頁で会員の論文発表、会員機関名が付属しています。

この年報は邦文と同じ内容を英文で併記し、外販もしています。(CD版)2020.12発行
シンポジウム 予稿集 年一回発刊
第27回燃料電池シンポジウム予稿集 新型コロナウイルスの影響により会場で実施する発表等は中止したが、応募講演を中心に予稿集を発行した。口頭及びポスター発表、展示会が中止された。これにより第27回燃料電池シンポジウムは成立して発表実績として認められる。予稿集の構成は以下の通り:
1.FCDIC顕彰制度記念 3件
 産業貢献賞 田中貴金属工業 松谷 耕一氏
「田中貴金属工業の燃料電池触媒分野における産業界への貢献」
 奨励賞   東北大学 轟 直人 氏
  「ドライプロセス法による表面原子構造制御に立脚した燃料電池電極触媒の開発」
 奨励賞   東北大学 馬渕 拓哉 氏
  「触媒層アイオノマー薄膜構造に関する分子論的研究」
2.HESS連携依頼講演   1件
3.若手招待講演  2件
  大山 順也 氏(熊本大)、大西 順也 氏(東京大)
4.応募講演  30件
 中国の取組み、移動体、定置用PEFC、定置用SOFC、PEFC材料・解析、SOFC開発・解析、学生発表(当初ポスター発表として応募された予稿を学生発表としてまとめた)が含まれている。
2020.5
PDF版、本文145頁、著者索引付き
第26回燃料電池シンポジウム予稿集

口頭発表 43件、ポスター発表  24件

今回は<50年後の燃料電池>をテーマとしたパネル討論を行った。前回より始めたFCDIC顕彰制度授賞式並びに記念講演、若手招待講演も行われた。また、HESS連携、依頼講演(各国の取組み、移動体用燃料電池)を行った。
1.特別講演2件
NEDO統括研究員 大平 英二 氏

「水素エネルギーを取り巻く環境」

NEDO北京事務所 大川 龍郎 氏

「中国の水素・燃料電池の動向」

2.FCDIC顕彰制度受賞記念講演  2件
産業貢献賞 本田技術研究所 中沢 孝治 氏「水素社会実現に向けたホンダの取り組み」
奨励賞 首都大学東京  田中 学 氏「低加湿作動を志向した表面修飾ナノファイバー複合電解質膜の開発」
3.50年後の燃料電池
基調講演 エネルギー総合工学研究所 黒沢 厚志 氏

地球温暖化問題と燃料電池への期待」(アブストラクト)

パネル討論 「シニアと若手に聞く!<50年前と50年後の燃料電池>」
 モデレーター  東京工業大学 難波江 裕太 氏
 パネリスト  シニア 3名、若手 3名
4.依頼講演  10件
水素エネルギー協会(HESS)連携 2件
各国の取り組み  4件 ドイツ、台湾、ノルウェー、フランス
移動体用燃料電池  4件 東京海洋大学、鉄道総合技術研究所、トヨタ自動車、本田技術研究所
5.若手招待講演3件
松井 敏明 氏(京都大学)、白仁田 沙代子 氏(長岡技術科学大学)、馬渕 拓哉 氏(東北大学)
6.一般講演、ポスター発表
定置式燃料電池、PEFC(触媒、電解質膜等)、SOFC、解析、水素関連、人材育成など燃料電池・水素に関する最新の研究発表、技術開発の状況が報告された。

2019.5
A4、215頁、索引付き
第25回燃料電池シンポジウム予稿集 口頭発表 46件、ポスター発表21件
今回はシンポジウムでFCDIC顕彰制度授賞式と受賞記念講演、従来独立して実施したFCVフォーラム、初めての試みとして将来を嘱望される若手招待講演を行った。
1.特別講演2件
NEDO主任研究員 大平 英二 氏
「水素基本戦略の概要とNEDOの燃料電池・水素技術開発ロードマップについて」
東京都環境局 担当課長 久保田 庄三 氏
「水素社会の実現に向けた東京都の取組」
2.FCDIC顕彰制度受賞記念講演3件
産業貢献賞 日本ガス協会 多田 進一 氏 「エネファーム20万台までの歩み」
学術賞 東京大学 横川 晴美 氏 「固体酸化物形燃料電池の耐久性に関する基盤技術の確立と実用化推進に対する貢献」
奨励賞 東京工業大学 難波江裕太 氏 「固体高分子形燃料電池の白金代替カソード触媒に関する研究」
3.FCV特別依頼講演
自動車ジャーナリスト 清水 和夫 氏 「FCVの期待とEVの課題」
4.依頼講演11件
地域の取組みとして、大阪府、山梨県、川崎市、ドイツNRW州の取組み、計4件、及び水素エネルギー協会(HESS)連携セッションで2件。
FCVフォーラム:次世代自動車普及センター、トヨタ、ホンダ、みずほ情報総研、水素供給利用技術研究組合(HySUT)から、国内外の取組み5件。
5.若手招待講演:轟 直人 氏(東北大学)、村松 眞由 氏(慶応大学)、田中 学 氏(首都大学東京)、計3件。
その他定置式燃料電池、PEFC(触媒、電解質膜等)、SOFC、解析、水素関連など燃料電池・水素に関する最新の研究発表、技術開発の状況が報告。(合計67件の予稿が収録されている。)
2018.5
A4、215頁、索引付き
第24回燃料電池シンポジウム予稿集 口頭発表48件、ポスター発表25件
特別講演2件
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギーシステム課長 水素・燃料電池戦略室長 山澄 克 氏
「水素社会の実現に向けた取組の加速」
株式会社東芝 次世代エネルギー事業開発プロジェクト)統括部長 大田 裕之氏
「再生可能エネルギー由来水素がもたらす新しいソリューション」
「Hondaの燃料電池自動車開発と水素社会に向けて」
自動車技術会ジョイントセッション
基調講演:「燃料電池自動車の燃費(水素燃料消費率)の測定方法と自動車に対
する国際的なルール作りの動向について」 NALTEC小鹿 健一郎 氏
特別依頼講演:「FC二輪車の基準とスズキの取り組み」 スズキ 真柴 岳彦 氏
HESS連携<特別依頼講演>:
「ホンダにおけるスマート水素ステーションの取組」     本田技術研究所 岡部 昌規 氏
「CO2フリー水素サプライチェーン実現への川崎重工の取組 川崎重工業 西村 元彦 氏
国際セッション基調講演
「NEDO’s Activities on Fuel Cell & Hydrogen」 NEDO 主任研究員 大平 英二 氏
「Performance Limitations for Low-Pt MEAs and MEA Degradation Mechanism」
ミュンヘン工科大学  Dr. Hubert A. Gasteiger
計80件の論文等を収録、PEFC、SOFC、FCV、海外状況等、燃料電池・水素に関する最新の研究開発の状況が報告されている。
2017.5
A4、274頁、索引付き
講習会テキスト 講習時発刊
33.グリーン水素時代に向けた燃料電池の取り組み~ 後援:東京都 講演:燃料電池実用化推進協議会 CO2 フリー水素ワーキング(小島 康一氏)、エネルギー総合工学研究所(石本 祐樹氏)、旭化成㈱(藤本 則和氏)、東芝燃料電池システム㈱(干鯛 将一氏)、パナソニック㈱(河村 典彦氏)、 FCDIC(太田 健一郎 代表 ) 2018.11
A4、121頁、オールカラー
32.東京オリンピックと燃料電池~レガシーへの期待~ 後援:東京都 講演:東京都(堀 哲 氏)、㈱ローランド・ベルガー(遠山 浩二 氏)、パナソニック㈱
(辻 庸一郎 氏)、トヨタ自動車㈱ (権藤 憲治 氏)、岩谷産業㈱ (梶原 昌高 氏)、国際モータージャーナリスト(清水 和夫 氏)
2017.11
A4、131頁、オールカラー
31.これからの燃料電池~新材料から大型・高温システムまで~ 協賛:高分子学会 講演:東京農工大学(中村 暢文 氏)、東芝燃料電池システム㈱ (小川 雅弘 氏)、旭硝子㈱(本村 了 氏)、上智大学(陸川 政弘 氏)、九州大学(石原 達己 氏)、三菱日立パワーシステムズ㈱(岩田 光由 氏) 2016.11
A4、137頁、オールカラー
29.再生可能エネルギーと水素・燃料電池
【在庫切れ】
講演:横浜国立大学(光島 重徳 氏)、横浜市(澤木 勉 氏)、㈱東芝(中島 良 氏)、東京理科大学(橘川 武郎 氏)、産総研(遠藤 成輝 氏)、電力中研(森田 寛 氏)、㈱みずほ銀行(篠田 篤 氏) 2016.2
A4、118頁、オールカラー
27. H25年度特別ジョイントセミナー-燃料電池開発の動向と神奈川県企業の取組- 共催:神奈川R&D推進協議会 講演:資源エネルギー庁燃料電池、さがみはら産業創造センター、東芝燃料電池システム、JX日鉱日石エネルギー、日産自動車 2013.11
A4、90頁、オールカラー
26. FCVフォーラム-2015年に向けたFCV開発の現状と今後の課題- 共催:(地独)都立産業技術研究センター、後援:(独)NEDO 講演:NEDO、トヨタ、日産、ホンダ、JX日鉱日石エネルギー、ポスター発表27件。NEDOの推薦を受けた各分野の責任者を中心にオーラル・ポスター発表から成る。 2013.4
A4、100頁、オールカラー
25. 新エネルギー事情と燃料電池開発 NEDO 林氏、富士電機 吉岡氏、東京ガス 大村氏、三極経済研究所 齋藤氏、科学技術振興機構 北澤氏、岩谷産業 宮崎氏、本田技術研究所 守谷氏により、震災後のエネルギーの状況及びスマートグリッドと燃料電池開発の現状と将来についてご講演を頂きました。 2011.10
A4、135頁
24. 今着目されている小型燃料電池のこれから 長岡技術科学大学 梅田 氏、東芝 上野 氏、日立製作所 森島 氏、ヤマハ発動機 安達 氏、ソニー 後藤 氏により、国内および世界的な開発動向、新規な触媒の開発についてご講演を頂きました。 2010.8
A4、72頁
23. 商業化元年を迎えた家庭用燃料電池のこれから ENEOSセルテック 渡邉 氏、東京ガス 藤本 氏、大阪ガス 嘉数 氏、東芝燃料電池システム 永田 氏、パナソニック 尾関 氏により、エネルギー事業者およびメーカーの立場から家庭用PEFCの現状と将来計画についてご講演を頂きました。 2009.8
A4、114頁
22. これからのマイクロ燃料電池開発 長岡技科大 梅田 教授によるMFCの世界的な開発動向および東芝 上野 氏の携帯機器MFC・ソニー 後藤 氏による小型携帯機器向け超小型FC・日立マクセル 中井 氏の小型FC・セイコーインスツル 譲原 氏による小型FCについて各社の開発状況 2008.9
A4、83頁
機関誌”燃料電池” 季刊
State-of-the-art Fuel Cells and Hydrogen Technology in Japan
(機関誌増刊)
【在庫切れ】
Collected from the 20th FCDIC Fuel Cell Symposium and the 1st FCV Forum 2014.2
A4、188頁
 機関誌”燃料電池”
(季刊)
燃料電池に関する情報誌。特集やトピックス的な技術情報の他、解説、基礎講座、査読付き投稿論文、寄稿、研究室・会員紹介、連載コラム(燃料電池と私)などを掲載
「燃料電池」各号紹介
 
「日本の燃料電池開発の歴史」 燃料電池開発情報センター創立30周年記念として企画・刊行。2017.5発行。A4、356頁  表紙と目次